代々木上原

女性に優しい健康美人になれる行列のできる餃子の店 代々木上原【按田餃子】

昨年2018年の1月、関西テレビの「セブンルール」という番組で、
「按田餃子」店主の按田優子さんが取り上げられていました。
なんて面白い人なのだろう!と衝撃を受け、
すぐに餃子を食べに走ったのを覚えています。

代々木上原駅の西口から約3分。
行列ができていましたが、頑張って並び、念願の餃子にありつくことができました。
一口食べるごとに、健康になっていくような味。
メニューの面白さ、コンセプトの面白さに、思わず店主の書いた本、
「たすかる料理」(定価¥1,600+税・リトルモア)も購入しました。

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たすけたいつつみたい按田餃子でございます

一風変わった「按田餃子」のキャッチコピー。
「包む」は餃子の餡なんだろうけど、一体何を助けてくれるのか・・・?

「包む」は、思った通り、餃子を「包む」という意味もあるけれど、
美味しい匂いや、やさしい雰囲気などに「包まれて」幸せになってもらいたい、
という気持ちも込められているのだそうです。優しい・・・。

「助けたい」は、あなたの忙しい生活を「助けたい」という意味。
そして、女子でも男子でも、ちょっと変わった人でも、
ひとりでも誰かとでも、どんな人でも入りやすいお店にしたい。
そして餃子を食べて元気になってほしい。
按田餃子がみんなを「助けたい」という気持ちが込められているとのこと。

もともとは、女性が一人でも、仕事帰りにちょっと寄ってご飯を食べられるお店
を作りたいというところから始まっているそうです。
確かに、遅くまで仕事をして帰ると、これから家でご飯を作るのも億劫、
かといってファミレスでがっつり食べるのも違う、牛丼屋さんは男性ばかりで入りづらい、
結局コンビニのご飯になってしまう、ということがよくあります。
そんな時に、ちょっと立ち寄って健康的なご飯が食べられる「按田餃子」は、
OLの救世主のような存在です。
目指すは「吉野家」、と言うように、定休日無し、夜も23:00までと、
本当に「助かる」お店なのです。

健康美人になれるメニュー

店内に入ると、壁には、いかにも健康に良さそうな、
ハトムギやきくらげなどの材料の効能が書かれた紙が貼られていたり、
瓶やプラスチックパックに詰められたそれらの材料や調味料が並んでいたりと、
まるで漢方薬屋さんのような雰囲気です。

メニューもとても変わっていて、独特なネーミングの横に、これまた独特な解説が付いていて、
どんな味(見た目も)なのだろうと興味をそそられ、全部注文してみたくなります。

もともと虚弱体質だったという按田さんが、小さい頃から生活の中で蓄積していった、
「食ベ物と、それが身体に与える影響」が、存分に反映されているメニューなのだと思います。

定番メニューの「水餃子定食」は、
4種類の水餃子が2個ずつに、豚そぼろ飯、海藻湯が付いて、¥972(税別)。
かなりボリューミーですが、油が使われていなくて、ヘルシーな味わいなので、
夜遅くても、するするっと食べられてしまいます。

4種類の餃子の味は、それぞれ、
鶏(白菜と生姜)、鶏(香菜と胡瓜)、豚(大根と搾菜)、豚(カレー風味と人参)。
私は、鶏(香菜と胡瓜)が好きです。

下味がついているので、そのままでも十分美味しいのですが、
テーブルに置いてある、黒酢、餃子のタレ、味の要、豆豉ミックス
という調味料を自由に合わせて食べるのもまた美味しいです。

調味料は、持ち帰り用にも販売しているので、
家で餃子以外の料理に合わせてみるのも楽しみになります。
可愛い按田餃子のキャラクターがついた小瓶に入っています。

私のお気に入り★

定番の「水餃子定食」も好きですが、
「ラゲーライス定食」(¥1,158・税別)というメニューをよく頼みます。
ハトムギご飯に、茹でた豚肉や金針菜、キクラゲ、漬物、生姜などが乗っていて、
カレーライスのようにスプーンで簡単に食べられるご飯です。
カレーライスより優しくて、健康になる味がします。

按田さんの作る料理はもちろん美味しくて大好きなのですが、
彼女の考え方、生き方というのが、とても面白いので、
餃子が好きになったら、次は是非本も読んでみてください。

まずは、ラゲーライスが表紙の、「たすかる料理」がおすすめです。
この本を読んでからというものの、私もだいぶ按田さんの影響を受けて、
台所に豆や切り干し大根などの乾物が増えました。

【店舗情報】

按田餃子 代々木上原店

住所: 東京都渋谷区西原3-21-2

TEL: 03-6407-8813

営業時間:11:30〜23:00(L.O 22:30)

定休日:なし

公式HP:https://andagyoza.tumblr.com

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