パン好きによく知られている、天然酵母のパン屋さん「ルヴァン」。
富ヶ谷の交差点の近く、井の頭通り沿いにある、
「BOULANGERIE」と書いた白いひさしが目印のお店です。
隣接するカフェ「ル・シァレ」では、
ルヴァンのパンを使ったサンドイッチやフレンチトーストなどもいただけます。
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1984年創業 天然酵母パンの草分け
「ルヴァン」の店頭にある看板の上には、「depuis 1984」という文字が。
1984年創業、つまり今年で35周年を迎えるということです。
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オーガニックブームの今は、
天然酵母のパンを作っているお店も少なくなくなってきましたが、
ちょっと前までは、ほとんど見かけることはありませんでしたよね。
そんな中、「ルヴァン」は、30年以上も前から天然酵母パンを作り続けてきました。
私たちが「パン」と聞いて想像する、白色のパンは、
「イースト菌」を使って作ったものです。
「天然酵母」は「イースト菌」と違って、
色々な菌が色々な割合で混ざり合っているので、
使いこなすのが難しいのですが、
その反面、味に奥行きがあって、
香りも食感も良いパンが作れるのだそうです。
「ルヴァン」のパンは、ずっしりと重くて固めで、口に入れると酸味を感じます。
噛みしめていくと、段々と味が変化してきて、小麦の香りが鼻に抜けます。
一口で何度も美味しいパンなのです。
おしゃれではなく、生活のパン
「ルヴァン」のパンは量り売りです。
大きく焼いたパンを好きな大きさに切り分けてくれて、重さを量って売ってくれます。
ここにあるパン達は、おしゃれなデコレーションもクリームも乗っていないけれど、
どれも素朴な形をして、良い色をしたものばかり。
おしゃれでお菓子のようなパンも心ときめくけれど、
毎日食べるなら、美味しくて、健康に良くて、飽きのこない「ルヴァン」のパン。
ここのパンは、まさに「生活に寄り添ったパン」といった感じです。
和食にも合うパン
西洋で生まれたパンですが、ルヴァンのパンは和食にもよく合います。
甘みが少なく、複雑な味がするおかずのようなパンだからでしょうか。
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昨日買った、このひまわりの種がたくさんついたパンは、
冷奴と、とろろ昆布スープと一緒にいただきました。
とろろ昆布スープは、お椀に、市販の出汁パックの中身を出して、
とろろ昆布とお醤油を少し入れ、お湯を注ぐだけなのですが、
調理器具も要らず、とても美味しいので、おすすめですよ。
【店舗情報】
ルヴァン
住所: 東京都渋谷区富ヶ谷2-43-13
TEL: 03-3468-9669
営業時間:火〜土曜9:00〜19:00・日曜祝日9:00〜18:00
定休日:月曜日・第2火曜日
公式HP:http://levain317.jugem.jp